おっ!神楽坂に新しい鮨屋が…
信号待ちの僅かな時間を持て余し
近くの本屋に入り食雑誌を手に取る
【これから予約が取り難くなる店…】だとぉっ! パラパラ
おっ!神楽坂に新しい鮨屋ができとるやんけ
信号が青に変わったので店名だけ憶え…
自宅に戻ってからネットで 神楽坂 松もと を検索
へぇ~ オープンして3カ月ぐらいなんや
ふぅ~ん 場所は直ぐに分った
予約が取り難くなるのか… 即予約!
で 昨日デスヨ
善國寺の前辺り
路地裏 というよりは 隙間 と認識しといた方が見過ごす事がないであろう
ビルの隙間に入り トコトコと石畳を下って目的の店に
おっほ いい感じじゃん
カララ~と戸を開けると足元だけ硝子の入った黒い壁が
なんじゃっ!
ニ重扉って言えばいいのかな?
もうひとつの戸をスゥ~ といきなりカウンターが有ってご主人らしき人が立ってた!
こんばんは~ 予約を入れてある旨を伝え
席に着く
飲み物は ひと口ビールで喉を潤してから
数種ある日本酒のなかから先ずは
日本刀 と書いて KATANA と読ませる大吟醸からいただく
ツマミと握りはお任せに(がこの店のスタイル)
1品目…
九十九里の蛤を潮風に
酒呑むぞ~って気になります
切っつけたツマミを置く用の皿等が出され
山葵の他 新生姜の酢漬(ガリではない)・ワカメ・海葡萄が箸休めに添えられてる
佐島の蛸です
塩とツメで… 蛸柔かいのはいいんだけど味わいが弱~い!
海葡萄が意外と良い感じ
1合の酒なんて2人連れだとスグなくなる…
次はツマミに合いそうなところを店主に見繕ってもらう事に
2種類示されたので順番に呑む事に
こちらから
ご主人お酒好きなんですか? と問うてみたら
実は私下戸なんですよ~ の答えに思わず はぁ~っ
でもこのセレクト…
私は下戸ですが女将が笊でして~
あ~ なんやそうなんや~…
そして次に出されたツマミに油断してしまいました
余市の鮟肝です 上に載ってるのは鮪節です
こ~れが旨かった! でも鮨屋の鮟肝って感じではない
(画像撮りゃよかった~)
聞いてみると
和食店(千葉のホテル)で長く勤めたとの事
ネタ箱から〆鯖を取り出し切っつけている
松輪の鯖です 一切れは炙ってあります
〆鯖の炙り美味しい~
良いのが有ったので思わず買ってしまった という
長崎のクエ
皮目が炙ってあってこれも旨~い
羅臼の海胆
これはちょっと弱い!
と続けざまにシャッターチャンスを逃し(食うのが速かった!)
反省して…
鱈白子の茶碗蒸し
かけられた餡の味が確りし過ぎて白子が弱く感じる
酒が無くなったのでおススメⅡ
これひと口呑んでの第一印象が 料理に使ったらどんなに素晴らしいやろ…
ちょと視点がズレてますかね
自家製カラスミ
一切れは炙ってある… これもこの店のスタイルか!
焼き物はノドグロ(赤睦)です
お~っとノドグロ~
って事で呑み慣れた〝獺祭〟を注いでもらい
ほほほ~ といただき
海鼠子(コノコ)炙りでトップギアに
と思ったら ここから握りに
ネタ箱が並べられ
ツマミ用の皿から 特注の備前焼の握り用の皿に換えられて
小手返しの握りに!
鮪赤身
鴨川の鮃
大とろ
佐賀のコハダ
長崎のクエ
閖上の赤貝
明石の鰯
中とろ
細魚
車海老
愛知の墨烏賊
北海道士別の青柳
葱とろは浦安の海苔で手巻きに
干瓢巻き
玉
で〆かと思ったら
まだ食べられますか?と聞かれ
はい食べられますよ!と答えて
最後に ひと口海胆ご飯 と 鮪のひと口ステーキ
で 腹いっぱい
中巻をお土産にすることなく
ご馳走様でした はぁ~
笊女将が、何時も子供を預かってもらう母親がインフルエンザで子供をみなければならなくなり店に出れなかったそうで、たった一人で四苦八苦しておりましたが
接客も丁寧で 頑張っているのが伝わり とても感じの良いお店でした
まだ発展途上なのだという感じはしますが、笊な女将の居る時に再訪したいなと思っております!
席が8席しかないのでひょっとしたら予約困難になるかもしれません… がまだ先でしょう
さぁ~いのけ~ ええ月やんけぇ~ とのたまったら
街灯じゃ と突っ込まれました
長くてゴメンナサ~イ