カズトコトコ‥

福井県が…日本が良くなりますように!

パッソ・ア・パッソ novembre 門前仲町イタリアン

 
ヴォンジョルノ~
 
今年もこの時季がやってまいりましたね
 
タルトゥーフォ ビアンコ フェスタ  いやフェスタでなくてサグラって事になるのかな…
 
まぁ はやい話が〝祭〟ですわ
 
そう〝白トリュフ祭〟でんがな
 
日本人のワレに関係あるんかえ なんて突き放さんといてね!
 
深川のリストランテ「パッソ・ア・パッソ」にて魅惑の食(け)の霊(ひ)を頂いてまいりました
 
席に着くなり本日の主役を拝ませてくれました
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ガラスの容器に入った
タルトゥーフォ ビアンコ
(白トリュフ)
 香が顔全体に纏わりついてく
 る感じ… ほぇ~
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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この日私達が頂いたトリュフ
2人で1個という贅沢さ
いまはお金の事は考えてはいけません
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
言っときますけどジャガイモとはちゃいますよ!
 
そしてこちらも顔見せ
もう一方の主役〝バローロ
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なんとアルド・コンテルノのバローロを用意してくれてありました
伝統的なバローロの頂点にあると言われるトップワイナリーの1つに2つのコンテルノがありますがその一方の雄
アルド・コンテルノのバローロ
ヴィンテージは1991年の19年物です
ちなみにもう一方のコンテルノは
ジャコモ・コンテルノ
8月に訪れた時に頂いたアッコマッソの
バローロも素晴らしい味わいでしたが
今回は伝統派のしかもトップクラスのワイナリーの物
 「パッソ・ア・パッソ」の気合いが感じられます
 
 
 
 
 では食事を始めましょう…
 
白ワインも当然いただきます
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白トリュフそしてバローロと同じピエモンテ州のヴィーノビアンコ
 
 
何時ものように塩オリーヴ
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まぁ落着けってか…
この日はカウンターで有馬シェフの調理を拝見しつつトークも交えて頂きました
 
 
アンティパステ
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手前にあるテリーヌ状の物は
アナグマのコッパディテスタ
右側に見える赤い物が
カルネボヴィーナクルーダ
牛生肉のカルパッチョと言ってもいいかもしれない
そして数種類のトマトや根菜
などがグアルニーレされております
左端の黄色いのはトマトではなくホオズキです!
 
イメージ 19うぉう… と思っていたら
おもむろに
先程見せていただいた
白トリュフとタリアタルトゥーフィ(トリュフ用のスライサー)が
カウンターに置かれました
よかったら自分で肉の上に削って食べてもいいですよ
と有馬シェフ
ええ~っ… ええの
 
 
イメージ 20では遠慮なく
シュッシュッシュ…
トリュフが紙のように薄く削れ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
めっちゃくちゃ旨い トリュフを合わせるだけで生肉がいい塩梅に熟成され旨味が最大限に引き出されたような感じになる… 凄いなぁ~
 
 
ミネストラ
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茸のスープ
ブロードはアナグマのガラから取ってあるそうで
細かく刻んだアナグマのモツもチラホラ入ってました
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ほぉ~… 落着くね
 
 
凌ぎ…?
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ワインを造るための葡萄を
マリナートしたモノです
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
なんか「かどや」のロシア漬けのような味付けです… これじゃ分かんないか…
これをポチポチ食べつつ白ワインを飲みながら有馬シェフのデジカメに収められたアナグマを解体している画像なんかを観てました
厨房の中が慌しくなってきたみたいです… いよいよか…
 
 
改めてバローロの登場
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べつにコノシュアを気取るつもりはありませんし知識も経験も無いに等しいんですが
やはり白トリュフには伝統派のバローロを合わせたいと願ってしまいます
特に白トリュフをガッツリ頂く時には抜群の相性ですもんね
ワイン自体が凄いから…
 
 
 
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今回は
アルド・コンテルノさんの
バローロ 19年物!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
…ヴォーノ ごちゃごちゃ言うのはやめときます
 
 
リゾット
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ブロードはイノシシから取ったものだそうです
お米が何時もと違う感じでしたがひょっとしたらピエモンテのお米を使ったのかもしれません
完璧なマンテカトゥーラで仕上げられています
いや仕上げはこれからか…
 
 
 
 
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有馬シェフが目の前で
シュシュシュシュシュと白トリュフを削って本日のリゾットの完成
見ているこっちは
わわわわわ なんてアホみたいな声をだしてたかも
 
 
 
 
 
 
 
 
これがホンマに素晴らしい
まさにRisus optimus(リサス オプティムス)と称えたくなる味
ラテン語で〝非常に素晴らしい米〟と言う意味ですけどねこの言葉の発音を縮めて〝リゾット〟という言葉が出来たそうですわ
そしてバローロと相まることで更に旨さの幅と深みがド~ンと拡がる… 
なんか脳が震える感じ… 脳内にオピオイドが大量に湧き出しドーパミン報酬系をジンジン刺激しまくるような快感を伴った美味… こりゃ来年も食べたくなるわなきっと
 
 
カルニ
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豚肉のロースト
キタアカリ(芋)・ノーザンルビー(芋)・ポルチーニ・ゴボウがつけ合わせとして下に敷かれています
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この豚さんがトリュフを掘り当てた訳ではないと思いますが…
なんか愛おしい味… グラッソ(脂身)も堪らなく美味しい
つけ合わせがまた絶妙
 
 
追加のパスタ
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イノシシのラグー
タリアテッレ(? …多分)
モッツァレラそしてここにも白トリュフの微塵切りが添えられております
タリアテッレにしてはちょっと幅が広すぎるのかな…
 
 
 
 
 
 
 
調子に乗って追加してしまいました
酔ってるねぇ~
当然旨いんですけどね
 
 
チーズ
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こちらは私の…
バローロの搾りカスに漬けたモノ… 少~しバローロをかけて頂く!
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こちらは相方の
山羊のチーズ
 
 
 
 
 
 
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バローロがなくなったので
クルミのリキュールで頂きました
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ドルチェ
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奥が
スグリのシャーベット
手前が
栗のパンナコッタ
ここにも白トリュフが振り掛けられております
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ディジェスティーヴォ
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ココナッツのお酒
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
有馬シェフも興奮しているのかいろんなお酒を出してきます
これとクルミのリキュールはサービスでした
 
 
カフェ&小菓子
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小菓子は
ビスコッティとゼリー
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ちょっと希望を言わせていただけばエスプレッソの泡をもっときめ細かくして欲しいというか、シュガーを少しの間受け止めるような泡にして欲しい…
近くにバールは無いですからね… 希望ですけどね!
 
Ho la pancia piena… お腹いっぱい
 
ご馳走様でした
 
次回はジビエやって言うてたな…
 
アッリベデルチ