カズトコトコ‥

福井県が…日本が良くなりますように!

パッソ・ア・パッソ luglio 門前仲町イタリアン

 
ブォナセーラ…  コメ スタイ
 
深川イタリアン 「パッソ・ア・パッソ」の7月のとある日のメヌをいきます…
 
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午後6時半ぐらいでも まだまだ明るい
 
もうすぐ本格的な夏やげな
 
 
 
アぺリティーヴォ は省略!
 
シニョーラが薦めてくれた白ワイン
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Monferrato bianco MONTEMARINO 2004
イタリア ピエモンテ州のワイン
ジェノヴァ湾からの風が吹き込みブドウが健康に育つ
ブドウの品種コルテーゼのもつ鋭角的でレモンを想起させる酸と適度に厚みのあるボディ感が心地よい…と注いでくれる
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つき出しの塩オリーヴァ も
さり気なくイイ感じ
 
 
 
 
①くじら尾身のカルパッチョ
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新玉葱とバジルのソース&ビーツのソース
ホワイトアスパラガスのピクルスと緑の野菜を添えて
バジルのソースがめっちゃ好み!
上の方にある一見ニンジンの様なスティックはマンゴーなんですけど、ちょっと添えて一緒に食べると旨味が広がる!
ほ~ 流石!て感じ  計算されてますね~
 
 
 
イメージ 14ここでパン登場
 
温かくてホカホカ
 
 
 
 
②茹でたホワイトアスパラガスとオーヴォリのサラダ
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オーヴォリてのは訳すとタマゴて意味なんですけど
ここではタマゴ茸と言うキノコを指しています
イタリア(ピエモンテトスカーナ地方)では霧がたちこめる10~11月頃に採れるキノコで、非常に収穫量が少なくまた採れる時期が短いため珍重される!
イタリアでは生で食べるのがキノコ本来の楽しみ方であるが空輸された物は生では無理… と思っていたら なんと日本でも梅雨の今の時季に少量採れる所があるらしく、有馬シェフのアンテナに引っ掛かりました!
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←これがそのタマゴ茸
笠が開く前(奥)の状態が卵に似ているのでタマゴ茸というらしい…ちょっと強引やな!
食感が何となくですけど茹で卵の黄身のポソポソした感じと似ていなくもない…
この珍味を本場イタリア同様に生で食べさせてくれようと努めてくれる有馬シェフの心意気に敬意をはらいたいと思います
個人的にはスクランブルエッグに混ぜてホワイトアスパラガスと合わせて食べてみたいとも思いましたが… でも今回は生で食べられた事に感謝です
 
 
③高知 仁淀川産 天然鮎のリゾット
イメージ 16パッソ・ア・パッソで鮎は食べれんかなぁ と思っていたところなのでビックリ
ちゃんとクチーナイタリアーナなんですけど
鮎の苦みと香りと旨味が確りと立体的に活かされてる!
うちの田舎のウルカの貝焼きを思い出しましたわ
思わず Che buono! と言っちゃいましたよ
イメージ 17リゾットはいわゆる焼リゾットなんですけど、カリッとしてるのは表面だけで中はしっとり何時もの美味しいリゾットですねん!流石やわ
 
 
ここですかさずこの鮎のリゾットに合わせるワインをシニョーラが出してくれました
イメージ 2Giusto di Notri  Tua Rita 
イタリア トスカーナ州の赤ワイン
1992年に初リリースをしたワイナリーのもの!
トゥアリータが第2の人生にトスカーナの地を選びワイン造りを始めたらしいのですが、初ヴィンテージから世界中の注目をあびたシンデレラワインなんだそうです!
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パッソ・ア・パッソの外に置いてあるワイン樽はこのトゥアリータのものだそうです!
 
そんなとこで何してまんねん シェフ
 
 
 
万願寺とうがらしのスパゲティ
イメージ 4こちらはごっつ和風… 素材が素材だけにね!
旨いっすわ
鮎のリゾットの後に出された事でなんか余計に美味しく感じるような気もしますね
 
有馬シェフてけっこう国産物に拘ってる感じがありますね まぁ鮮度の良い物をて事でもあるんでしょうが…
 
 
⑤愛媛 八幡浜 姫ッ子地鶏モモ肉のロースト
イメージ 5なんかこのカルニは何時もほど感動がなかったような…!
何時もは肉を口に含んでから添えてあるローズマリーなんかの香草の香りを嗅ぐと旨味がさらにグンと拡がる感じになるんだけど、今回のこのカルニは旨味が抜けてるっていうのかな…付け合わせの杏の酸味にも負けてたしな… 有馬シェフがローストをしくじる事はないと思うので、鶏肉自体に力強さが足りなかったのかも知れない…
いや…でも姫ッ子地鶏といえば奥久慈シャモと同じ系統の掛け合わせで、奥久慈シャモが三元交配なのに対して四元交配くらいのヤツだと思うけど、旨味は充分あるはずよな~ 単に私が酔っ払ってて味覚がボケてただけなのか知れんな…
まぁええか…
 
 
⑥チーズ盛合せ
イメージ 6手前左の三角のやつから時計回りに…
コワクワインウオッシュチーズ(富良野
山羊のナチュラルチーズ(軽井沢)
ミルク ゴーダ(オランダ 羊乳)
ブルー デ コース(フランス ピレネー
ブリアサヴァラン(フランス イル・ド・フランス) 
キュレナンテ ミュスカデ(フランス ペイ・ド・ラ・ロワール)
木製のスプーンでメープルシロップが添えられております
マイルドなのも有れば個性的なのも有り、全部味が違うんだけど、全部好き!
ワインが丁度無くなるくらいの量…さすがシェフ…いやシニョーラか!
 
 
⑦山梨産 桃のコンポート モスカート風味
イメージ 7甘い!まぁドルチェですから当たり前なんですど…
シニョーラが一緒にどーぞ とスプマンテを出してくれたので、桃の上からスプマンテをドバッと掛けて、桃の実を崩しながらスプマンテと一緒に口に入れると甘さが抑えられてけっこう爽やかな感じになるな…
と食べていたら、おっ!イタリアでもそうやって食べるんですよー とシニョーラが感心してた…
先に言うてくれんかいな!
 
 
クランベリー(?)のソルベ と 凍ったホオズキ
イメージ 8これは オマケ って出てきたんですけど
桃よりこっちゃのがええわ
ホオズキは食べられるヤツで実も皮も赤くなく、イメージとは全然違う色合い!
でもちょっと酸味があって、なんか嬉しい気がする!
珍しいからやな
 
 
 
 
⑧コーヒー & 焼き菓子
イメージ 9クールダウンなひと時ですね…
ところがこのね、ちょっと分かり難いかもしれませんけど、焼き菓子にマドレーヌの小っさいのがあったんですわ
コレがめっちゃっちゃ旨かった
なんでも粉の配合を変えてみたんだ とか言ってましたけど、こりゃ旨いわ!
私は焼き菓子の中ではマドレーヌがけっこう好きなんですけど、コレ一番ですわ  でも一個だけ…
 
 
 
いや~ 毎度 毎度 ですけど 美味しかったです
 
ご馳走様でした
 
パッソ・ア・パッソはまだまだ底知れない魅力が有るような感じがしますね!
 
まだまだ通わせて頂きます!  私もシツコイですから
 
今回も長~い文になってしまいました…
 
Grazie, arrivederci.