すし処 宮葉 秋なんだね…
グググググ グ~ラグラグラグラ ゴゴゴ… AM2:22
ビビりましたね((地震))
テレビよりインターネットが役に立つのね!
まぁ いいや…
浜松町の「すし処 宮葉」ですよ!
鱧松の土瓶蒸しはもうできますか? と問い合わせたところ
はい できますよ ちょっとお時間をいただければね!
じゃあ… ということで 仕事が休みの日のお昼に予約して訪問
夜にぃらっしゃい って言われるんだけど
ちょっとね~ 浜松町だからね~…
夜に来い って理由もなんとなく分るんだけどね
昼の訪問です
こんにちは~ と入っていくと 先客が既に食事中
宮葉親方が こちらに と言う席に着席
L字カウンターの端っこ 親方の右手の席
宮葉親方の所作や手元がよく見れるお気に入りの席
飲み物は?
冷酒
おツマミはどうしますか?
子イカのゲソが目の前のネタケースにある
ゲソ食べたいです
ゲソ はいよ!
で ちゃちゃっと切って出されるのかと思ったら そうではないんですね~
お弟子さんが 黄色の綺麗な色の器を用意し
親方が ゲソを切り ガリを細かく切り 紫芽を合わせて和え 盛り付け ツメを少々垂らす
はいよ っと出される
ほぉ~ デスヨ!
器の黄色 烏賊の白 紫芽の紫 ツメの艶 見た目がホントお洒落
食べてみると… すし屋等で食べる時は 仕込みの過程なんかに想いを馳せながら味わったりするのですが…
それが こ~なるのかぁ~ と先ず驚きです!
ゲソはほぼ生! レア ではなく ほぼ生
さっと湯がいてあるんだけど それは形がダレないようにする程度で 中は生
それを大胆に切り捌いていく!
歯応えがフワッとして 続けて舌にネットリと烏賊の甘さ旨味とツメの甘味が絡み
サクッとガリが味を引き締める… 紫芽が微かに初秋の風を…
冷酒をひと口んんん~ ワクワクしてきます
烏賊が柔かいからね こういう風に食べるといいんだよ と 親方のひと言
なるほど~ でも余程良い烏賊でないとこうはならないよな~ 普通はレアだな…
などと考えながらゲソを食べ終えてから
あ゛あ゛~こ~ゆ~のを写真に撮らなきゃ~ と思いましたが
アトノマツリ でした
後どうしますか? と親方
鯖はあるかな~ と思い 鯖はありますか?
鯖 おお~初物が入ってるんだよ~ふっ
親方の目の奥の光にちょっと腰が引けましたが… じゃ じゃあ鯖切ってください
はいよ
松輪の鯖ね
写真撮っていいですか? おおいいよ~! と許可をもらって パリャ~ン
松輪の鯖ですよ! 目の奥が光る訳ですよ
軽~く〆てあります この鯖の臭みを取り除く最低限の〆具合で 殆んど生の状態
血合は大胆にカットです
私 鯖は強めに〆た物の方が好みなのですが これは別!
これまたなるほど~ デス
お後は? と親方
あとは 土瓶蒸し を~
じゃあ 握りをめしあがって頂きながら 土瓶蒸しをお出しする感じでいいですか?
はい それでお願いします
なぜか 握り はお任せに!
鮪… ヅケ1貫 トロ2貫
お決まり や お任せ は鮪から ってのが宮葉スタイルなのかな!
ここで土瓶蒸しが運ばれて来る
汁をお猪口に注いで スダチを少し… 汁が美味い
出された小肌をパクリ
土瓶蒸しの具は 丹波の松茸・鱧・車海老・銀杏・百合根
なるほどね~ 具として入ってる鱧の身はしゃぶしゃぶ状態ウマシ
でも これを真似して作ったら ナンボ掛かんねん って感じだね
うちで作るなら出汁は 鱧 でなくて カシワ でいいや
握り がつづきます… 冷酒がなくなり お茶をいただく
勘八… 意外なタイミングで出てくるね… あっさりしてて旨いや
春子… 小肌もそうだけど 〆物の塩梅がホント好み
海松貝… うわぁ~なんて福与かなんや!もちろん本ミル 親方の目が~
鰈の縁側… 身続きに削いである縁側! これを出してくれるか~
丹波の松茸ね… うわっ
土瓶蒸しの松茸もそうなんだけど そんなに香りがキツクない!
イタリアンなどでは妖艶な香りを放っていた松茸だけど
このくらいが〝上品〟というモノなのかも知れない…
江戸前の鯵… 旨いもんだね~
赤貝… こんなに肉厚な赤貝は珍しい… 私 貝類はあまり好んで食べないのですが 特に赤貝は なんだか泥臭いように感じてて ずっと食べなかったんですけど
ここにきてビックリ 泥臭い感じを全く感じません! 微かに磯の香りはしますが
それは寧ろ香ばしいと感じるもので 赤貝の美味しさの要素であると感じました…
美味しいです親方… ふっ
ここで親方に お腹の具合を聞かれ
あと3個ぐらいでいいです と答える
じゃあね… 牡蠣と蛤と穴子で〆ようか と親方
ん~と… それでお願いします
牡蠣
岩牡蠣なのかな… 汁に漬け込んであったかなり大きな身を大胆にカット
味付けはヅケのような 塩辛のような その中間かな…
なんかエロティックな旨さ… 分り難いか… 旨いっす
蛤
相汁(ともじる)… これは毎回は出してくれなくていいっす親方!
で 〆の穴子 となるのですが
これは毎回食べてるんで画像はいいや と油断してたら
今回は〝塩〟ですよえっ! 出された瞬間にパクリうわ~っ
皮が付いてて それが若干生臭みになるのかと思いきや 振りかけてある柚子の香りはすれど 全く臭みがない! 皮も身も一体となって口の中で溶けて行き舎利と共にほぐれ… 消えた 消えた!って声に出してしまいました
この俺らのリアクションを見てた親方が嬉しそうに笑ってる… おちゃめ
珈琲 と 甘味 で
御馳走様でした
珈琲を飲みながら親方がイロイロ話してくれました…
来月来るなら 眼高の鮑 を水貝にしよう! 今年最後になると思うから…
今の(この前の)鮑は 三河のだから… 眼高はちがうよ~ふっ
ってか 大原とか眼高の鮑 獲れるんすか