アルマーニ リストランテ（銀座）
Oggi fa freddo！
師走もいよいよ大詰め！ 第四コーナーに差し掛かろうとしてますね…
銀座なんて普段使いじゃ「とん㐂」のカツ丼食べに行くくらいなんで
お店選びにちと迷いましたけどね…
一応接待って事になるんでそれなりの店に行きたいなと
３店ぐらいで迷ったんですけど… 洋食がいいと思うのでね…
割と寛げそうというか自分のライフワークともちょっとカブっってる感じがする（!?）
結局自分の行きたい店にしたって感じですね
でもクリスマス特別メニュなんてのは裏切られる事が経験上分かってますから、それが始まる前日にしたって訳です
まぁ年に１～２回くらいはスノビッシュに気取って食事をするってのも脳の刺激になるんじゅないかなって思いもありましてね
初めての訪問なんで、訪問前のワクワク感はちょと心地よかったですしね
で 建物全部がアルマーニですからね
３Fでメンズ物なんかを物色しながらウォーミングアップをしてから
いざ１０Fのリストランテへ…
黒とゴールドを基調とした内装で、絢爛さは敢えて抑えたという感じがしますが、
豪華さ感はあります
ちょっと和テイストな感じもします… 目が慣れてくると安っぽく感じる人もいるかも知れません
席に着くと…
カトラリーなんかはゴツめで私なんかには使い易そうな感じですが…
ランチョンマットというのかプレースマットというのかが敷かれていて、これが丸いデザインで和を意識してるのは分かりますけど… その上に乗ってるナプキンも小さくてピラピラだったので思わず笑ってしまいました
これがアルマーニの世界… と言われればナプキン以外は納得します！
程なくしてカメリエーレが食前酒はどうなさいますか？と食前酒のメヌをみせるので
食前酒は要らないと断り
ワインリストと食事のメヌを見せて頂けますか とお願い
ホストとしてお客様を持成さなければなりませんので私がリードさせて頂きます！
して食事のコースを決め
それに合わせたワインを選ぼうとワインリストを開くと…
字が小さいし イタリア語やし 暗いし よく見えんやん…
ルーペか老眼鏡ないですか と尋ねると
御座いません と言われたが、ペンライトを持って来てくれ少しでも見え易いようにしてくれた
で 目を凝らしながらワインリストをみると
高級ワインてんこ盛り… いや安モンもありますが有名なワインばっかり
なんと私の生まれ年のアルドコンテルノのバローロまで在りますやないですか
コレほんまに在りますの？ と聞くと
御座います とニンマリ （リストに載ってるんだから当り前ですけどね）
いや飲む訳やないけどね 聞いただけ… 初めてなのでまだココの料理のクオリティーがどれ程のモンかも分からないのにこんな高いワインは飲みませんわ！
白と赤１本ずつ飲みますから… と伝えて ワインリストを見てると
どのようなのがお好みですか と聞いてくるので
え～ 好みねぇ～ ちょっとゆっくり見せてもらってええ？ と聞くと
あ はい どうぞ…
で料理のことも考えて白ワインは…
リグーリア州は ヴィサモリスの
〝リヴィエラ リグーレ ディ ポネンテ ピガート ヴィーニャ ドメ（2007）〟
にする と伝えると
おもしろい選択ですね と言われた！ （どういう意味やねん!!）
んで赤は～ と選んでいると…
こちらのキャンティなどどうですか とアドヴァイスしてくれたが…
５本くらい載ってるキャンティのうち
2001年かぁ～ いいなぁ～ でも高いわ！今日はもうちょい安いのにするわ と伝えるとちょっとガッカリした様子
（けして高すぎる値付けではないと思いますが、ワイン自体が高い物なので…）
ブルネッロなんかも薦めてくれるが…
更に迷っているとなんか急かしてくるので
え～いほなこれ ロッコロ グラッシの
〝アマローネ デッラ ヴァルポリチェッラ（クラシコ 2003）〟でええわ！
と赤も決定… もうちょっと迷いたかった
畏まりました では赤ワインも先に開けておきますので… と下がり
直ぐにワイン（ボトル）を持ってチェックに来た
そして先に赤を抜栓する様子だが見ているとパニエ（篭）にボトルを横たえている
ここで おお～っ 流石アルマーニ とはじめて思った…
白を抜栓してティスティングに少しグラスに注いでくれたのをティスティング及び味見をすると… バッチシ
ほ～らバッチシやんけという顔をしながら ぺルファヴォーレ と他の人の方を示すと キョトン とされたので、慌ててオッケーですお願いしますと言いなおした
先に言っちゃいますと、赤ワインもバッチシな選択（と思います）
ワインリストの中では安い部類に入るかも知れませんが、アマローネとしての味わいも確り有りとても美味しかったです… ただもう少し高めの温度だとより美味しく頂けたのではないかな… とは思いました！
料理は以下のとおり…
お食事前の一口…
アーモンドとオリーブと水を攪拌したものにズワイ蟹が入っております
南イタリア プーリア産ブッラータ（水牛の乳から作る生チーズ）
ジャガイモとポロネギのトルテッリ 塩鱈とタジャスカオリーブのソース
パンチェッタを纏ったアンコウのソテー ひよこ豆のピュレ
カルチョッフィのブラザートを添えて
鴨ムネ肉のロースト エンダイブのブラザートを添えて
カボチャのクレマとカカオの香るサルサアローマ
プレデザート…
葡萄のグラニテ ヨーグルトソース
ティラミス アルマーニスタイル
カフェ&小菓子
以上になります。
でもうちのお袋なんかはこういうのが好みだと思うので、お袋の記念日なんかには利用させて頂くかも知れません
御馳走様でした
今年も残すところあと1週間とちょ！
クリスマスは自宅で気持ち盛り上げるだけですが、忘年会はあと３回
そしてそして有馬記念はどうしようか迷っております…
アッリベデルチ
