「祇園割烹 千ひろ」 夜も京都で…
夜の食事も京都で頂く事にしました
選んだお店は、祇園北側にある「割烹 千ひろ」です！
御存じの方も多いでしょうが、この「千ひろ」さんの御主人は、先に御報告させて頂きました
祇園南側にある「割烹 千花」の当代御主人とは御兄弟でありまして
両店のご主人とも、私が長年憧れております先代「千花」主人・永田基男さんの御子息であります
まぁ考えようによっては、同じ様な料理を２回続けて食べるという事になるかもしれませんが
しかし実際に先代のお料理を頂いた事が無い、今となっては頂く事が出来ない私にとって、両店のお料理を頂く事が、長年憧れ夢見た「千花」の料理を頂いた事になるのではないかと考えた訳です
感想は… 「旨かった」です （しょ～もなっ て言いなさるな！）
ああ～やっぱり両方とも食べて良かった と思いました
それぞれが其々の感性で先代の味を引き継ぎ、そして自分の物にされたのだろうなと感じました…
私がハッキリ言える事は「旨かった」という事です
今回は画像は控えめに、お店の外観と一番最初に出された一品だけにしました
写真撮ってもいいですか？ と尋ねたところ
はい どうぞ と優しく応じてくださったのですが
夜という事でお酒も遠慮なく飲めますし、本来出された料理は直ぐに食べたい質なので
デジカメは置きっぱなしになってしまいました
出された料理を順番に書きます（画像の代わりに少し言葉を添えたいと思います）
・焼き穴子とラ・フランス
熱いモノと冷たいモノが不思議とマッチする一品（下の画像）
これを食べた後に、改めて「よし食べるぞ」という気になりました！ 正に先付け
・酒肴６品
・銀杏素揚げ ・数の子粕漬け ・百合根の練り梅添え
・鯛肝の固めたもの ・辛くないカラスミ ・牡蠣の含め煮
それぞれ少しずつ小さな器で盛られて並べられますが、これを順番に食べていきますと
アレレ！ これだけで１つのコースを味わったような気がします！
凄く完成されてるなと思いました（順番は好き好きでしょうが…）
・焼き柿・キウイ・オクラの白和え
焼き柿もキウイも白和えの餡に凄く合う
餡自体がすごく美味しかった
・お造り ２皿に分けて
１皿目 赤貝 ヒモや肝も一緒に ポン酢で頂きました
２皿目 明石の鯛 皮も添えて お馴染み塩昆布でいただきます
寒鰤 生姜醤油で 添えてある山芋を絡めるとまた違った味に
鯛がめっさ美味かった！鯛の造りがこんなに美味いなんて…塩昆布は流石…酒が進む
・海老芋の粕汁仕立て
揚げた海老芋がめっちゃ旨い！ 別に粕汁でなくてもええかなと思いましたが
この熱い汁が次の料理へと舌をリセットしてくれた様に思います
・吸い物 雲子・蟹しんじょう・青菜を添えて
ん～おいし
・甘鯛の棒寿司
へぇ～ 甘鯛で… 旨いな
・湯葉スープ
湯葉の味がしっかりあります 少しだけどピッタリな量
・鯛の酒蒸し
骨の際まで一心不乱に食べます
・蟹酢
酢と言いましても、カニ味噌を加えて作ったカニ味噌餡 これは旨い！これだけで酒が飲みたい！
・蕪蒸し
あちちっ！ あふ あふ
・漬け物
うまっ！！！ うま～っ！ 京都の漬けもんて実は大したこと無いやんけ と思ってたんですが
コレごっつ旨い 漬け物と言うより旨い野菜やん… 当り前か！
コレでもう一本酒が飲みたい… 無理っぽいな…
・赤だし
・茸のかやくご飯
けっこうモチモチしてんな 糯が入ってんのかな？
・ジュース
オレンジと林檎のジュースです と出されましたが
御主人が、蜜柑も入ってます と付け加え
「千花」と同じ様な味… いや同じか！
以上です
うん 美味かった 祇園という街並みも良かった…
いや～ 良かったですね京都
ほんの ほんの 一部しか回れませんでしたが、でも目標は全て達成出来ました
また機会が有れば、いろんな所に行ってみたいと思います
