銀座 鮨處おざわ
書店の料理コーナー
暇があるとよく行くんだけど
そこに1冊の「すし」の本がありまして
パラパラと読んでみると…
「鮨」が大好きで、そのうち自分でも握っちゃろかいなと手繰らんでいる私にとって
へぇ~! ほぅほぅ ふぅ~ん… と かなり解りやすい「鮨」の解説本でした
著者は銀座で鮨屋を営む親方さん!
う~ん かなり解りやすい けど… そんで此処の鮨は旨いんけ?
という素朴な疑問を持ちまして
行ってみるしかねぇ~やんけ
という事で 行ってきました
「銀座 鮨處おざわ」
鮨・寿司・寿し・すし・SUSHI~ 激戦区〝銀座〟
この銀座で 本店・支店・分店 と3店舗を営んでいるとか
本日は本店なり!
店に入った第一印象は
意外と小さな店なんだな と
でもこのくらいが丁度いいのかもしれんな と 何やら納得!
勧められるままに席に腰をおろし
とりあえず〝生ビール〟を注文
で 何を注文しようかなぁ~ と考えようとしたら
次々と突き出し(?)が3品でてきた!
煮たこ クラゲの酢の物(?) カニ身の乗ったサラダ
え゛え゛~っ! いきなり3品! こういうシステムなの?
煮たこ は まぁええけど…
カニの入ったサラダは要らねぇ~ と返品!
クラゲは こないだ「宮葉」でいただいたヤツのがいいね… そもそも物が違うけど…
生ビールが無くなったので 冷酒にチェンジ
店長フジタの地味なパフォーマンスで〝クボタの親戚〟とかいう訳の分らん冷酒が
グラスに注がれる(味はフツー)
ツケ台の長皿に刺身のツマ等がどんどん置かれていく!
ああ~ 何も言わずとも〝お任せ〟になるのねこの店は… まぁええけど…
煮たこを抓みながら冷酒を呑んでると
秋刀魚 そして 鯵 が2切れずつ出される… 生姜醤油で
テンポ速いね…
鰈・鯛・鱸 が1切れずつ… ポン酢で
これをまだ食べ終わらないうちに
鮪の頬肉の串焼きが出て来た!
速い もっとゆっくり出せや と 目の前に居るタナカにクレーム
その後は ややスローペースとなる
が 1切れ2切れの少量のツマミが次々と出て来る 嬉しそうに説明するタナカの講釈も一緒に…
冷酒を何回かオカワリしながら…
甘エビ… カニもそうだけど、夏にこんなモン食いたくねぇ~!
トリガイ… 歯応えも良くオイシイ
ここで目の前のネタケースに子イカがあるので、このゲソくれよ と注文… ウマイ
大きさの違うシンコを2匹… サイコー とは言えない…
何故か玉子の話になり玉子焼き… 焼き鏝で店名入り フツー
カウンターの端にある箱から海苔を出してたので、それ海苔缶なの と聞くと
海苔乾燥機だと言いつつ 半分に切り揃えられたのを ピリッと半分にして手渡してくれた
へぇ~ とニオイを嗅いで 端っこを齧ってみた… 海苔や! 当たり前か
そこへタナカが、これどうぞ と匙ですくった海胆を少量乗っけてくれ
醤油を少しつけて食べてみる… なかなかウマイ 勿論サービスではなく加算されてるはず!
ここで興に乗って来た私が、件の本に乗ってた〝穴子の肝焼き〟は無いのと催促すると
有りますよ と 近くの分店か支店に電話して取りに行っていた
穴子の肝焼きは想像以上に旨かった… これはイイ
つづいて…
松茸食べますか と薦めてくれたが、んなもん要らない と却下
鰯のさんが焼き… オイシイ
青柳とホッキの炙り焼き 黒七味で… 酒がススムくん
こっから握り…
シンコ(3枚づけ)… 先程も感じたが 弱い感じ!
クエ… 高い割に旨いとは思えない
ハマグリ… フツー
穴子… 無難な印象
これでひと通り握りをお出ししましたが 何か追加しますか と聞かれたので
この時、連れには 松茸を少しサービスで出してくれたと言ってたね
最後はカンピョウ巻きで〆
御馳走様デシタ
おっと 中巻きをオミヤに包んでね っと!
おざわ親方は本店には居らず 支店にちょっと行って来る と行ったまま帰って来ないんだそうで(会話はこういうノリです 笑)
この2人がツケ場で切り盛りしてます
コンビ名は フジタナカ(私が勝手に言ってるだけですけど)
とぼけたフジタ に 調子のいいタナカ
この2人を中心に店員は皆明るく個性的でとても楽しい時間を過ごせました
お会計は場所柄を考えればそう高くもなかったね!
で 肝心の 〝鮨は旨いのか?〟の答えは…
舎利の印象を正確に思い出せないので… も1回行ってきます