カズトコトコ‥

福井県が…日本が良くなりますように!

清酒 早瀬浦 醸造元 へ

 
敦賀市漁協福祉会館2階にある
 
「魚処 定吉」のオーナー母ちゃん
 
つまり私のオカンに誘われて
 
若狭湾は早瀬の浦で感動的なお酒を
 
造られている
 
「三宅彦右衛門酒造有限会社」
 
へお邪魔してきました!
 
イメージ 1
ヒューーー
途中、走る車の窓から何気に撮った若狭湾
 
潮風が春のそれで凄く爽やか気持ちイイ~
 
 
オカンの店から車で30分程ドライブすると
 
こんな所にあるのか!と言うような所に
 
三宅彦右衛門酒造は在ります
 
土地勘がないと多分辿り着けない…かも
 
 
イメージ 9
蔵の外観はこんなです
古いような…新しいような…
イメージ 10
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
入口の門の真正面には若狭湾が望め
(真ん中の細い路地を行くと海に出る)
イメージ 11
あ~なんか小さいころ…なんて
一瞬ノスタルジアな気分に浸ったりします!
潮風がホント気持ちイイ…久しぶりやな~こんなん
 
 
門を入ると玄関があり
イメージ 12
杉玉と控えめなノレンがあるだけで
 
入ってええのか…と回れ右しそうになりますが
 
何しとんのはよ入り
 
とオカンはズカズカ入って行きます
 
ええんかい…( ̄。 ̄)
 
コンニチハ~ とオカン
 
あ~いらっしゃい 定吉さん~
 
あれま!(電話を入れてあったらしい!)
 
挨拶を済ませると奥の部屋に通されて
 
11代目のおじいさんと暫し談笑
 
暫らくすると12代目当主の範彦さんが挨拶に来て下さり
 
お酒の話をしてくれたり、質問に答えてくれたり…してくれた
 
 
そうこうしながら…
 
ちょっと写真撮らせてもらっていいですか とお願いすると
イメージ 13ああいいですよ~と立ってくれ
何故かオカンとツーショット!
オカンちょおどけや と思ったが
そのままカシャ
イメージ 14
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そうして何カ所かデジカメでカシャカシャやっていると
 
…もう仕込みは終えてしまってますが…
 
蔵の中を案内して下さる と言う!
 
 
…お お願いします
 
先ずは、玄関右手に在る
むか~しの使われていた井戸から
イメージ 3
古い物の様ですが綺麗に保存されています
 
 
12代目が学業・修業を終え戻られるまでは
澤之井という名のお酒を造っていたそうです
イメージ 7
(青梅の澤乃井は関係ありません!)
 
 
12代目が農大・醸造学科で学び、また他所の蔵元で
修業する中で、当時いわゆる日本酒ブームで
大吟醸酒など高級でレアなお酒が持て囃される中
そんなモノには興味を示さず、黙々と我が道を行く
実家の酒造りに愕然としたそうです!
そうして1994年に(確か)実家に戻られ
そこから12代目の改革というか奮闘が始まる訳ですが…
 
そうして努力と誠実さの結晶の様な「早瀬浦」という銘酒が誕生するんですよね!
 
そこに至るまでには相当苦労されたであろう事は
容易に想像できますが、そういった事を感じさせずに
にこやかに、時おり冗談めかして当時の思い出を
話してくれる12代目のその姿に
 
「早瀬浦」という酒の優しい口当たりと共に感じる
力強さみたいな感じは、この人の優しそうな人柄の
奥に感じる芯の強さ・志の高さから来るのではないか…と
ここでちょっと呑みたくなってしまいました…なんでやねん
 
 
 
イメージ 2
そして謎めいた2階(屋根裏?)へ
あまり弄られていない様子だが
こんな所まで入っていいの
イメージ 4
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いろいろな話を聞かせてもらいましたが
 
途中 へ~ ほ~ ふ~ん と
 
我ながら間抜けな返事をしていたと思います
 
でもホントに真摯に酒を造ってんにゃな~と言う事は
 
心に響いてきました…なんか凄いね
 
 
イメージ 5整頓され次の仕込みを待つ麹室
ピカピカの貯蔵タンク
イメージ 6
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
より良い物をと近代化されて行く中に
 
絶対変えられない物や知恵があるのだそうです
 
正に温故知新
 
 
丁寧に順を追って酒造りの説明をして頂いたのですが
 
それをこのブログに書こうとすると
 
ホームページみたいになってしまうので
 
大まかですがここを参照して下さい
早瀬浦とは若干違いがあると思いますが…
 
 
さてさて
 
早瀬浦の山廃純米と特別純米仕入れたし
そろそろ…
イメージ 8
オカンの店に戻って呑みましょか…
 
三宅彦右衛門酒造有限会社の皆様有難う御座いました
 
皆様、良い連休をお過ごし下さいませ!